2010/01/29(Fri) 詩をかいたので その4 : 詩
君の歩いた道は 光のない道
光に到達する前に 毒が全身に回った
分厚い肉の壁が 君を押し出そうと
するけど
意志の力は外から絶たれてしまう
君の細胞の意識がひとつにまとまる前
名前を持つ前
命の火種
破片の魂
遠く散らばってまたかたまる時を待つそれぞれの心
分散
吸収
命の火種
大きな自分
小さな自分
そこにいたものはここにいる
可能性
ここにいたものはそこにいる
可能性
命の火種
個をまとめる動力
果てるとき
分散
拡散・・・
再帰する可能性
億万の魂
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2009/12/11(Fri) 詩をかいたので その3 : 詩
また書いてしまいました。ってか今酔っ払ってて推敲皆無。
夕焼けが人のの顔まで頭をおとして
雨上がりの水たまりが先細りした空気を吸い込み始めて
イヌガラシの手足についた露が太陽の似顔絵を描き始めたとき
君と僕は 扉を見た。
赤くて木製で古ぼけたビスが印象に残る
小さな、君でも頭をもたげないとくぐることができない程の
小さな扉に。
投げ捨てられたゴミや手入れのされてない草がおいしげる林で
曇り空にもう一度雨を降らせたそうな顔をして見つめられながら
枠の横には後ろのゴミ達や雑草を映し出すことに対して遮る存在のない
独立した古ぼけた異様な存在感を持ったちょこんとして両手で抱きしめて
部屋の片隅に置いて木製のパーツがこすれあう音を楽しむことができるほど
袖珍な扉がそこには存在した。
僕らは下校時に裏林で傘の先を遊ばせて
先端の軌道で空気を戸惑わせながらじゃれつつ
学級会で話題に上がった将来の希望についてちょこんと触れたりしつつ
お互いの気持ちを探ってた。
君は扉に対して
肩をちょこっとだけ上下に震わせて
瞳に晴れ模様の空をうつして
扉を開けて二人でくぐろうと言った。
僕らはそこに未知を予感したはずで
扉の向こうに広がる風景をどこまでも遠大に膨らませて
22世紀の景色をその小さな扉に映写して
さよなら人類と歌うのさ。
君の方が僕よりほんの少し背が高いから
君の方がたくさん頭を下げないといけなくて
僕はそれがほんの少しいつもつらかったけど
そんなことも忘れさせてくれた。
二人でタイミングを図りつつくぐった。
あのとき感じていたのって、きっと
君に告白する勇気と似た気持ちだったのかも。
うまくいえないけど。
君へのアタックは下手だったけど
そのときのタイミングはバッチリだった。
扉の向こうは
霧の裏にかすんで浮かぶ
無限の階段と果てしなく広い雲の波
一回の瞬きが
僕を日常に帰還させた。
それは君も同じように。
あのあと夢を見て
夢の中で誰かが僕の花になんて名前を付けようか迷ってた。
一つだけいえることがあるよ。
あのときつないだ手は
階段を上りきるまではおそらく離れない。
きっと。
夕焼けが人のの顔まで頭をおとして
雨上がりの水たまりが先細りした空気を吸い込み始めて
イヌガラシの手足についた露が太陽の似顔絵を描き始めたとき
君と僕は 扉を見た。
赤くて木製で古ぼけたビスが印象に残る
小さな、君でも頭をもたげないとくぐることができない程の
小さな扉に。
投げ捨てられたゴミや手入れのされてない草がおいしげる林で
曇り空にもう一度雨を降らせたそうな顔をして見つめられながら
枠の横には後ろのゴミ達や雑草を映し出すことに対して遮る存在のない
独立した古ぼけた異様な存在感を持ったちょこんとして両手で抱きしめて
部屋の片隅に置いて木製のパーツがこすれあう音を楽しむことができるほど
袖珍な扉がそこには存在した。
僕らは下校時に裏林で傘の先を遊ばせて
先端の軌道で空気を戸惑わせながらじゃれつつ
学級会で話題に上がった将来の希望についてちょこんと触れたりしつつ
お互いの気持ちを探ってた。
君は扉に対して
肩をちょこっとだけ上下に震わせて
瞳に晴れ模様の空をうつして
扉を開けて二人でくぐろうと言った。
僕らはそこに未知を予感したはずで
扉の向こうに広がる風景をどこまでも遠大に膨らませて
22世紀の景色をその小さな扉に映写して
さよなら人類と歌うのさ。
君の方が僕よりほんの少し背が高いから
君の方がたくさん頭を下げないといけなくて
僕はそれがほんの少しいつもつらかったけど
そんなことも忘れさせてくれた。
二人でタイミングを図りつつくぐった。
あのとき感じていたのって、きっと
君に告白する勇気と似た気持ちだったのかも。
うまくいえないけど。
君へのアタックは下手だったけど
そのときのタイミングはバッチリだった。
扉の向こうは
霧の裏にかすんで浮かぶ
無限の階段と果てしなく広い雲の波
一回の瞬きが
僕を日常に帰還させた。
それは君も同じように。
あのあと夢を見て
夢の中で誰かが僕の花になんて名前を付けようか迷ってた。
一つだけいえることがあるよ。
あのときつないだ手は
階段を上りきるまではおそらく離れない。
きっと。
2009/12/05(Sat) (※英訳ver : 詩
"Mr.Jones"
You always give me the greeting
at the midafternoon
of Sunday.
That quietly greeting were came
across the fence
of my garden
There has many thicked hydrangeas
are growing.
Your tenderly pupils
are just like a
long-lived Retoribar.
Your words that
have a warm tone
and are brought
quietly.
Ah Mr.Jones.
Ah Mr.Jones.
Lately,my daughter became a primary schooler. In the morning,
she goes there with
the neighborhood friend
who invited she.
Midafternoon of Sunday.
You gave the greeting to us
when we were maintaining the flower.
By the corner of your eyes
that hangs down like a tired stamen.
I only feel
just a little of
a the middle age and tired body.
June comes.
The hydrangea goes growing swollen and soft
my dream grows.
It goes according to the flowers.
They are similar.
The sun do not vanish
though the sky is clouded or rains.
My daughter's pupils are so kittenish
as who just remembered playing.
It's just
so innocent,
so youthful, and
the possibility embraced
closely in the interior of the pupil.
It's possible to be great by the one shone on.
It is the dream.
Just the eternal dream.
Which possess infinite power.
My daughter asked you
while seeing the hydrangea.
You answered gently.
it is the ordinaly scene in this garden.
Ah Mr.Jones.
When tomorrow is coming,Is those gonna become larger ?
You answered.
It will possibly to grow some time
if you continue waiting.
However, if it's me.
I believe the time that the flower
will be able to open greatly.
The flower is believed to open greatly.
and then I will do continue the effort for the time.
The effort for that will be continued.
And my daughter answered as below.
I gonna keep
keep watching.
Watching until the time it grows.
Watching until the time it grows.
Watching until the time it grows.
The hydrangea will bloom if I do it so.
Ah Mr . Jones
Ah Mr . Jones
Your tenderly pupils
are just like a
long-lived Retoribar.
My daughter's pupils are so kittenish
It's possible to be great by the one shone on.
It is the dream.
Just the eternal dream.
Which possess infinite power.
2009/12/03(Thu) 詩をかいたので その2 : 詩
"Mr.ジョーンズ"
あなたは決まって日曜日の昼下がりに挨拶をくれる。
アジサイの茂ったせわしない塀の向こう側からそっとね。
長く生きたレトリバーのような優しい瞳で
暖かい口調でそっと話しかけてくれるのよ。
ああ、Mr.ジョーンズ
ああ、Mr.ジョーンズ
娘は最近小学生になって
近所の友達に誘われて一緒に朝登校してるわ。
日曜の昼下がり。
花の手入れをしている私たちにあなたは挨拶をくれる。
くたびれたオシベのように垂れ下がった目尻で
初老の、ほんの少しばかりくたびれた肉体を感じさせるわ。
6月になって
アジサイの花がむくむくと
ふくらんで 大きくなって
ワタシの夢もそれに合わせて大きくなるの。
雨は降るけど、太陽はいなくなりはしない。
娘の目は遊びを覚えた子猫のよう。
無邪気で若々しくて瞳の奥に可能性を抱きしめてる。
それは、照らしてくれるものによって大きくもなる
無限の力を備えた永遠の夢よ。
娘はアジサイを見ながらあなたに聞いた。
あなたは優しく答えた。
それが日常で、それがこの庭の景色だから。
ああ、Mr.ジョーンズ
娘は聞いたわ、
明日はもっと大きくなるかしらって。
あなたは答えたわ。
君が待てばいつか大きくなるかもしれない。
ただ、私なら
大きく花開くことを信じるとともに
そのための努力を続けるだろうとね。
娘はそれにこう答えるの。
大きくなるまで、じっと見続けるわ。
もうじき大きくなる。
もうじき大きくなるのよ。
待てばアジサイは咲くんだから。
ああ、Mr.ジョーンズ
ああ、Mr.ジョーンズ
あなたの瞳は
長く生きたレトリバーのよう。
そして
娘の目は子猫のように
照らしてくれるものによって大きくもなる
無限の力を備えた永遠の夢なのよ。
2009/12/01(Tue) 詩を書いたのでうp : 詩
展示中に詩を思いついたので、
書いて貼り出していたんですが、
思いのほか気に入ったものができたので公開します。
たいようの歌
太陽が色付いて
景色に服を着せる
めいっぱい、輝いたその後に
そっと 瞳を閉じる。
風が吐息を強めて、役目を終えた抜け殻たちのパーツを
別の新たな居場所へ案内する。
朝焼けが見つめるものは新たな力を手にする。
ほんの一滴の露が、ナイル川の源流になる。
全てのものが歯車になって、世界は常に回っているのさ。
石ころだって意味があって、全部、その歯車の中で
存在価値を与えられている。
気づこうと気づかまいと、ね。
そして、その簡単な事を君は夕日が沈むころ、
川のせせらぎを見つめるとき、
一枚の葉にとまる羽虫を見るとき、感じるのさ。
そして、花にあいさつするんだ。
花が綺麗だから嬉しいんじゃない、新しい命を歓迎するってこと。
私はドコ?私がいる意味って?
もし、アナタがそう感じて、悩んで、苦しんで
今までできた当たり前のことが
ちょっと出来にくくなったとき
思い出してくれればいいんだ。
草木も花も石ころも、一匹の虫も
アフリカの動物たちも、
檻に入って星を見つめるライオンも
海に飛び込むレミングたちも
みんな歯車になって
ぐるぐると、
人間のものさしじゃはかれないほどのスケールで
回っているだけなんだよ。
人は、頭がいいから、
誰かに対しても、何かに対しても勝手に意味を与えて
それをみんなで共有することで、当たり前にさせようとするんだけど
人自身は、自分達のいる意味を、人以外のものから、一回も教わってない。
いつかは教えてもらえるのかもしれないね。いつかはわからないけど。
そして、その簡単な事を君は
ベランダから生える雑草を眺めながら、
懸命に自分より大きなエサを運ぶアリを、
日差しを着て毛づくろいする野良のあくびを見たとき、
実感したんだ。
そして、花にあいさつしたんだ。
花が綺麗だから嬉しいんじゃない、新しい命を歓迎するってこと。
書いて貼り出していたんですが、
思いのほか気に入ったものができたので公開します。
たいようの歌
太陽が色付いて
景色に服を着せる
めいっぱい、輝いたその後に
そっと 瞳を閉じる。
風が吐息を強めて、役目を終えた抜け殻たちのパーツを
別の新たな居場所へ案内する。
朝焼けが見つめるものは新たな力を手にする。
ほんの一滴の露が、ナイル川の源流になる。
全てのものが歯車になって、世界は常に回っているのさ。
石ころだって意味があって、全部、その歯車の中で
存在価値を与えられている。
気づこうと気づかまいと、ね。
そして、その簡単な事を君は夕日が沈むころ、
川のせせらぎを見つめるとき、
一枚の葉にとまる羽虫を見るとき、感じるのさ。
そして、花にあいさつするんだ。
花が綺麗だから嬉しいんじゃない、新しい命を歓迎するってこと。
私はドコ?私がいる意味って?
もし、アナタがそう感じて、悩んで、苦しんで
今までできた当たり前のことが
ちょっと出来にくくなったとき
思い出してくれればいいんだ。
草木も花も石ころも、一匹の虫も
アフリカの動物たちも、
檻に入って星を見つめるライオンも
海に飛び込むレミングたちも
みんな歯車になって
ぐるぐると、
人間のものさしじゃはかれないほどのスケールで
回っているだけなんだよ。
人は、頭がいいから、
誰かに対しても、何かに対しても勝手に意味を与えて
それをみんなで共有することで、当たり前にさせようとするんだけど
人自身は、自分達のいる意味を、人以外のものから、一回も教わってない。
いつかは教えてもらえるのかもしれないね。いつかはわからないけど。
そして、その簡単な事を君は
ベランダから生える雑草を眺めながら、
懸命に自分より大きなエサを運ぶアリを、
日差しを着て毛づくろいする野良のあくびを見たとき、
実感したんだ。
そして、花にあいさつしたんだ。
花が綺麗だから嬉しいんじゃない、新しい命を歓迎するってこと。